ナポリ近郊サンタンティモ出身の実業家、ニコラ・ロメオがA.L.F.A.の経営権を握り、現在のALFA ROMEOに改称。
こうして2代目となるエンブレムが登場した。
ROMEOが加えられたブランドネームは、初代のゴールドから白抜き文字であしらわれることになった。
ニコラ・ロメオは機械/電気工学の学位を取得後、エンジニアとしての経験を積んでいるように、自動車に精通したビジネスマンでもあった。
スポーツカーという概念すらなかったこの時代に「高性能グランツーリズモ」をクルマ作りのテーマに据えたこと。
ブランドの名声を高めるため、レースでの勝利にこだわったこと。
こうしたニコラ・ロメオのビジョンは、まさにイノベーティブなものであった。
裏面の文様:籠目(かごめ)
籠の編み目。また模様やひもの編み方などが、籠の目のようになった文様。この籠目文様は星形の模様としてもとらえることができ、「五芒星」「六芒星」といわれる魔除けの印の連続模様と考えられている。
直径:100mm